中国がレッドラインを越えたら宣戦布告 集団自衛権は適用される?
南シナ海レッドライン越えたら宣戦布告
南シナ海人工島の問題でフィリピンは中国に対して『レッドライン』を設置しました。
レッドラインを越えた場合、いかなる国であっても宣戦布告する
中国はフィリピン領であったスカボロー礁を6年前から不法占拠しています。
フィリピンは国連海洋法条約に基づいて仲裁裁判所に訴訟し、中国の主張に根拠はないと判断しました。
※しかし…中国に対し各国は何もしなかった
集団自衛権は適用される?
集団自衛権とは
国家が攻撃を受けた時、攻撃を受けていない『第三国』が軍を派遣し、集団で防衛行動をする権利。
国家が攻撃を受けた時、攻撃を受けていない『第三国』が軍を派遣し、集団で防衛行動をする権利。
自衛権行使の条件
- 我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること
- これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと
- 必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと
つまり、中国による実効支配は友好国の領土を侵し、間接的に日本の安全が損なわれるため集団自衛権は行使できるということになります。
実際アメリカのトランプ大統領は、南シナ海問題に対して『集団自衛権』の行使を要求しています。
フィリピンへの親善訪問と並行して、日本は護衛艦や空母を入港させ、軍事援助を開始しています。
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