高齢者雇用の拡大-韓国のように新卒の就職率が下がるかも
高齢者雇用の拡大で新卒の就職率が減少しなければ良いが...
なぜ高齢者を雇用する?
政府で開かれた『人生100年時代構想会議』にて、超長寿社会の未来を予想した安部総理は高齢者雇用の拡大をするために、雇用制度の変更を求めました。
提案されたのは以下の3つ
- お試し雇い
- 成果重視
- 雇用上限年齢の引き上げ
高齢者雇用の現状
日本における65~69歳の就業率は男性が約5割、女性が約3割になっており世界と比較すると高水準になっています。
高齢者の働く理由は経済的理由
誰が"やりがい"だけで働くんだよ...
高齢者の働く理由では勿論様々な理由がありますが、実際は経済的理由が一番多くなっています。
やっぱり年金受給年齢が60歳から65歳に上がってしまったことが大きな原因なんでしょうね。
定年の年齢は企業によって変わりますが、大抵は60歳なので受給まで働くんだという人は少なくありません。
同様に韓国では就職率が落ちた
なぜ韓国で就職率が落ちたのかご存じですか?
『定年60歳延長法で若者が就職できなくなった』
この法律で定年退職する人の減少や、人件費の増大で、結果的に新規雇用の余裕が無くなりました。
韓国では契約社員の契約期間は2年が上限となっているので、継続して雇用するには正社員として採用する必要があります。
2年で契約を打ち切る事が多いので、これも失業者増加の原因となっています。
関連記事:韓国で失業者100万人突破-周りの声 - ひっきー政治
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