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日英同盟復活!今更なぜ?イギリスのアジア進出が始まる

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こんにちは、ひっきーです


日英同盟が失効してから約100年
再び両国の間で同盟が成立しました

日英同盟締結の理由

  • アメリカ陣営で利害が一致
  • 史学的に中国より日本の方が付き合いやすい

イギリスの前大頭領だったキャメロンは『アメリカを3回裏切った』として知られています。

  1. シリア攻撃をドタキャン
  2. AⅡB事件で中国を優先
  3. IMF・SDR構成通貨で中国を支持


これらの事件でキャメロン前大頭領は反米で親中であることがわかります。
中国に圧力をかけられている日本としては都合が悪いですね


ソース:日英同盟“復活”の兆し 14日に日英2プラス2開催し防衛協力強化へ(1/2ページ) - 産経ニュース

英国が再びアメリカ陣営へ

親中で世界のパワーバランスが変わる中、大きな変化がイギリスで起きました。
2016年6月の国民投票EU離脱が決まったことです。

これでイギリスの陣営色が再びアメリカ色に染まります。


現在EUを実質支配しているのはドイツだったので、イギリスは何度も連盟で特別な地位を得ようと努力してきました。

(英国通貨がユーロではなくポンドなのはそれが理由)


結局EU内での順位は変わらず、トップのドイツがアメリカより中国を重要視しているので連盟を離れることになりました。

ドイツの反米・親中理由
2度に渡る世界大戦でアメリカと敵対し、敗戦後の貿易禁止時に中国との密貿易でお世話になったから。

日英同盟のメリット

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  • インド洋・シナ海で中国牽制
  • 空母を展開してくれる可能性



なぜ、日本は、イギリスと仲よくするべきなのでしょう


1 国連安保理常任理事国である

つまりイギリスは『拒否権』を所持しています。
中国とロシアは北朝鮮の独裁体制を守るために努力していますが、制裁は少しずつ強化されています。

なので北朝鮮安保理決議違反をした場合、中国とロシアは反抗できなくなります。
そして『拒否権』をもつイギリスが日本の陣営にいることはとても心強い


2 情報戦に強くなる

BBC(英国放送協会)は『客観的報道』の印象が強い。
そしてプロパガンダ(批判)も入っていて、BBC『反露報道』でロシアを苦しめています。

これは日本の反日メディアの状況を見ると都合が良く、『中国は悪い国』という印象付けで世論を作り上げることもできます。

2つの事を考えると日本にとってイギリスはとても心強いですね

「いま」の日本が知っておくべき アジア情勢

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